箕面市立メイプルホール〔INTERVIEW〕 – 阪急宝塚線ミュージック駅伝MOT!

（公財）箕面市メイプル文化財団　メイプルホールの芸術創造セクションマネージャー兼箕面市東生涯学習センター館長の和田大資さんより、MOT!事務局（大阪音楽大学ミュージックコミュニケーション専攻学生）からのメールインタビューにお応えいただきました。

ー自己紹介をお願いします。
（公財）箕面市メイプル文化財団芸術創造セクションマネージャー兼箕面市立東生涯学習センター館長の和田大資です。MOT！実行委員を務めています。アマチュア・オーケストラに所属しており、ヴァイオリンを演奏することが趣味ですが、ここのところ演奏会の予定がなく、すっかり楽器はご無沙汰です。もっぱらNetflixで韓流ドラマを見ています。

ーメイプルホールについての紹介をお願いします。
当財団は、箕面市内にある5つの公共施設の管理運営を担い、地域に密着した事業展開と地域の皆様に親しまれる施設づくりを行っています。本公演の会場となる箕面市立メイプルホール大ホール（客席数501席）は、木の風合いがあたたかく、響きのとてもきれいなホールと評されています。今年6月には、新進気鋭の指揮者坂入健司郎さんと大阪交響楽団の特別演奏会でベートーヴェンを取り上げましたが、重心の低いサウンドをホールが豊かに包み込み、ベートーヴェン音楽の魅力を十二分に客席にお届けする事ができ、ご来場のお客様から高い評価をいただきました。

ーコロナ禍でのホールとしての取り組みを教えてください。
大阪府と箕面市の方針に基づき、新型コロナウイルス感染拡大防止策を講じながら事業を実施しています。「身体的距離」を確保するために客席は間隔をあけて配席し客席数を制限しています。発熱（37.5度以上）、咳などの症状がある場合や体調が優れない場合はご来場をご遠慮いただいており、チケットは払い戻しをしています。ホール入場時の手の消毒と検温の実施、ホール内でのマスク着用をお願いしています。また大阪コロナ追跡システムへの登録を呼び掛けています。

ーところで、宝塚線の好きなスポットを教えていただけませんか？
箕面・滝道エリアです。シンボルである箕面大滝は、明治の森箕面国定公園にあり、「天下の名瀑」として知られています。「日本の滝百選」にも選ばれている大滝の落差は33mあり、岸壁から水が一気に流れ落ちる様子はとてもダイナミックです。

ー今年度の意気込み、公演の見どころについて教えてください。
《身近なホールのクラシック》と名付けたコンサート・シリーズでMOT！に参加いたします。今回は、トップギタリストの村治佳織さんとご一緒する機会に恵まれました。地域の皆様に喜んでいただける公演となるよう励みます。プログラムは、村治さんがかねてから思いを寄せていた映画音楽を特集したCD『シネマ』より、新旧の名画の音楽を新しいアレンジでお届けしようと思っています。併せて、ギター音楽の魅力をお伝えすべく、ギターのオリジナル曲も選曲していく予定です。