管弦楽とオペラの魅力がぎっしり! ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団 第59回定期演奏会

公演前に理事長にインタビューをさせていただき、公演開催にあたっての新型コロナウイルス感染症対策の苦労についてお伺いしていました。なので当日の公演を聴いて演奏の素晴らしさに感動したのはもちろん、MOT!に携わる身として、様々な苦労を乗り越えてこの素晴らしい公演を開催できたんだという達成感も味わえて、2つの感動を味わうことができました。

演奏について特に自分が感動したのは、ユーフォニアム協奏曲と第2部のオペラでした。

ユーフォニアムという楽器についてあまり詳しく知らなかったのですが、指の動きがとても早いのに音が一つ一つ力強くクリアに客席まで届いてきたのが本当にすごいと思いました。

オペラに関しては、伯爵とスザンナの歌唱力・演技力、サンテ役・田中教授の無言の演技の迫力に圧倒されたのと、ところどころにくすっと笑える内容が盛り込まれていたりと、様々な工夫を感じました。さらに、背景にプロジェクターで字幕がついていて、あまりオペラを知らない私でも飽きることなく最後まで楽しむことができました。たったの2時間あまりで管弦楽もオペラも楽しむことができ、内容も大満足で、本当に最高の時間でした。

(執筆:山上 あゆみ)